お客様の声

Vol.08

ジョブステーション OneStep(ワンステップ)

働く、遊ぶ、学ぶ、暮らす。
より広い支援こそが、福祉の未来図。

  • #大阪府
  • #障がい児
  • #子ども・若者支援事業

NPO法人み・らいず様は、大阪で4つの就労移行支援事業所「ジョブステーションOneStep」を運営されています。大学サークルから始まった活動は、多様化する利用者や時代のニーズに合わせ、柔軟に組織を変化しながら拡大中。そんな多彩な事業のこと、そして事業間を繋げるknowbeの活用方法など、取材させていただきました。

01 普通の人と同じように
「なんでやねん」って突っ込めばいい。

吉澤さん:

元々は大学のガイドヘルパーサークルのメンバーとして集まっていたメンバーが、自分たちが大学を卒業するときにサークルの延長として2001年に法人化したのが、「NPO法人み・らいず」の原型です。卒業してこれからのことを考えていくとき、利用者さんたちは「就職して頑張ってね」って声を掛けてくれたんですが、「卒業後も利用者さんのことが気になるな」という想いがやっぱりあったんです。
サークル自体も、友人がたまたま作業所のある地域に住んでいて、その繋がりで立ち上げたものなんで福祉に全然興味のない人間が集まっていたんですよ。

吉澤さん(働く事業部経営責任者・キャリアコンサルタント/第2号職場適応援助者/介護支援專門員/相談支援専門員/介護福祉士)

なので、福祉は「障害を持った人を大事にしないといけない」「僕らはこの人たちに何かをしてあげる存在なんだ」という考えだったんですが、その時の恩師曰く「そんなんせんでええねん」と。「普通に突っ込んだらええねん。」「あほか」とか「なんでやねん」とか、「普通に関わったらええねん」と言われました。障害を持った人として見るんじゃなくて、対等にまっすぐ向き合ったらええんや、ってことですね。それから僕達と同じように楽しみを持ったりとか、もっと先のことを考えて生きていける人達になってくれたらと思って、接し方が大きく変わりましたね。一緒に映画に行ったり、キャンプに行ったり、さらにはグアム旅行にも行きましたよ。

02 重要なのは「記憶」より「記録」。

吉澤さん::

み・らいず2は、「描く」「育む」「学ぶ」「遊ぶ」「働く」「暮らす」という6つの事業を行っています。最初は外出支援から始まったのですが、家に出入りするようになると家の中が散らかっていたり、ご飯がちゃんと食べられてなくてご両親もどうしたらいいか分からない、という現状の課題が見えてきたんです。その流れでホームヘルパーがご自宅を訪問して、掃除、洗濯、食事づくりや入浴介助などを行う「暮らす事業部」ができました。そうすると、今度は子どもたちの支援がもっと必要なことに気づき、すべての事業部と密接に連携する「描く事業部」を設置しています。「描く事業部」は、不登校やひきこもり、ニート(若年無業者)、非行などの困難を抱えている子どもたちや若者、障害のある方の不安や悩みに耳を傾け、本当に実現したい未来の姿を描く、という今はみ・らいず2の入口となっている事業です。

辰巳さん:

なので、一人の利用者さんのニーズに応えるためには各事業がチームとして関わらないといけないんです。ノウビーはスタッフの情報交換や連携・共有がしやすくて、特に職員の考察とか利用者さんの状態を書いておけるのが便利です。記憶だけに頼ってしまうと、本人の解釈が入ってきたりすることもあるんですよね。ノウビーの記録を遡っていくと、何時何分に誰が書いたっていうことも分かりますし、漏れも思い違いもなくて確実です。あと、記録であれば紙媒体でもできるんですが、その記録自体を探すことが手間だったりするんで、管理する側としてはノウビーを使うメリットは非常に大きいと思います。

辰巳さん(働く事業部・介護福祉士/第1号職場適応援助者/サービス管理責任者)

03 6つの事業部をもっと連携させたい。

辰巳さん:

ノウビーっていう一つの共通したツールがあるんでスタッフ間の情報共有はもちろん、話し合いもスムーズになったような気がしますね。ただ、ノウビーとは別のグループウェアも併用してるので、できればどちらかに統一できればと考えています。例えばノウビーにオンラインストレージみたいな機能が紐付いていて、他の事業部の計画書とかをダウンロードできるようになると便利かもしれませんね。「あのデータ、どこにあったっけ?」みたいなのがノウビ一上で全部解決できるみたいな。

吉澤さん:

これはうちならではかもしれませんが、6つの事業部がノウビーを介して網羅できるとすごく便利になると思います。例えば「描く事業部」としては、「利用者さんが40歳の頃にはご両親が高齢になるけど、その頃の支援が間に合わない」とか、課題が可視化されて、且つそれが事業部を超えて共有や連携ができ、解消できるようなイメージです。一人ひとりの大きな実施計画が一つのサービスを通じて繋がれば、6つの事業部が上手く噛み合ったサイクルになると思いますね。非常に難しいだろうなとは思いながらも理想の形ではあります。

04 遊びながら学ぶ、が基本スタンス。

吉澤さん:

利用者さんとの接し方を考える上で、「遊ぶ事業部」の取り組みは大切にしています。ホームヘルパーをしていると、どうしても生活のしんどい部分に目が行きがちなんですが、余暇支援を行い、普段行かないような場所へ出掛け、普段できないことや新しいことに楽しくチャレンジする機会を提供することがこの事業部の役目。「遊ぶ事業部」のガイドヘルパーは約9割が学生で、その学生さんたちが利用者さんのことを「こんな風に笑うんや」とか「こんなことが好きなんや」って実感してくれると、どの事業部に行っても相手の立場になって理解できるベースができると思います。最初に話した「普通に接していいんや」ってところがすごく腑に落ちると思うので、遊ぶっていうのはほんと大切ですね。

うちはまだまだ就労支援事業としては小さいですが、コツコツと就職に向けて進んで行ってくださる方が増えています。2020年4月からは「福祉型の就職予備校」を開校し、社会人として働くために必要な力を身に付けてもらえるよう就労支援の幅を拡げていきます。一つ一つの事業でやっていることを切り取って見るのではなく包括して見て、うちと同じような取り組みをしてくれるような事業者さんが増えてくれたら嬉しいですね。

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  • 法人名: NPO法人み・らいず
  • 事業所名: ジョブステーションOneStep(ワンステップ)
  • 住所:
  • OneStepにしなり: 〒557-0055大阪市西成区千本南2-6-10
  • OneStepなかもず: 〒591-8023堺市北区中百舌鳥町2-104
    なかもず駅前ビル402

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