お客様の声

Vol.15

LE LiEN

誰もが自分の強みを活かして働けるよう、
支援プランの充実を推進したい。

  • #千葉県
  • #新規開所

「株式会社コンフォートケア」様が運営する千葉県船橋市の金杉台団地にある「LE LiEN」は、地域に愛されるパン屋さん。利用者さんは自分の個性を活かした様々な作業をしながらイキイキと働き働いているといいます。
そんな「LE LiEN」は、何をきっかけに「ノウビー」を導入し、どのような変化が起こったのか。統括部長の渡邉さんと、サービス管理責任者の小野木さんにお話を伺ってきました。

01 自分らしく働ける環境を
すべての人に届けたい。

渡邉さん:

「LE LiEN」を運営する私ども「株式会社コンフォートケア」は、高齢者介護を中心に事業を展開している企業です。通所事業においては高齢化の進んでいる団地の中で事業を行っております。地域の中にはまだまだ現役で働くことができそうな高齢者の方々がたくさんおり、そういった方々の雇用を創出できたらよいのではないかと思い、ベーカリーカフェ「café de STELLA」をオープンしました。また、そこで製造したパンを活用するために、東武アーバンパークライン「塚田」駅の近くで、フレンチトースト専門店「Cour Café」もオープンさせていただきました。
そこで仕入れているコーヒー豆の取引先が就労継続支援B型事業所で、その店舗でイキイキと働く障害のある方々を見た弊社代表が、「高齢者支援で培ってきたモノを活かして、私たちもこんな素敵な場所を増やしていけないだろうか」と考えるようになり、2021年9月に「café de STELLA」から「LE LiEN」に生まれ変わりました。

渡邉さん(統括部長)

小野木さん:

私自身も高齢者事業から福祉の道に入った一人です。高齢者福祉を15年経験してから障害福祉業界に転じ5年以上携わっていますが、両方やってみてわかったのは“どちらも根本の想いは同じ”だということ。具体的な支援の方法は異なりますが、「その人がどうありたいか」「どう生きていきたいか」を尊重しながら支援を考えていくことは共通していると感じています。
私は日々、利用者さんには仕事の時間は楽しみながら充実した気持ちになって、オフの時間も楽しく自分らしさを満喫してほしいと考えています。

02 一人ひとりの個性を活かすには、
管理業務の負担がネックに。

小野木さん:

そのために私が心がけているのは、利用者さん一人ひとりのため“その人に合った仕事を創ろう”という意識です。もちろんパン屋なので「パンを作る・売る」という仕事は欠かせません。ですが障害を持つ方の中には、様々な理由からパン作りや販売が得意でなかったり、他のことが得意だったりする人もたくさんいます。そうした人たちの強みを活かして、楽しみながら働いてもらうため、仕事を新しく“創る”ことも必要だと考えています。 現在も「身体障害があってパン作りは得意じゃないが、『学生時代からパソコンが得意』」という利用者さんがいて、これまで運営側が全て対応していた「LE LiEN」の公式SNSの更新を担当してもらっています。彼はSNSユーザーにも店舗に来る地域の皆さんにも愛されていて、いまやこの店一番のインフルエンサー。彼のように強みを活かして楽しそうに働く利用者さんの姿を見ると、私たちも嬉しくなってしまいます。

ですが一人ひとりに合わせた個別支援計画を用意するとなると、サービス管理者の作業量や対応時間が増加することも事実。ノウビーを導入するまで私一人で利用者さん全員の作業の記録をつけていて、利用者さんが増えるほど業務が追い付かなくなっていく状況でした。そんな課題を抱えた中で導入されたのがノウビーでした。

小野木さん(サービス管理責任者)

03 記録業務に課題が発生しノウビーに切り替え、
負担を軽減しながらサービスの質も上げる。

職員が各々のPCで記録業務を行えるようになった。

渡邉さん:

ノウビーを選んだ決め手は、請求と記録の両方の機能を兼ね備えている点でした。事業開始当初は他社の請求ソフトを使用していたのですが、利用者数が少ないうちは請求機能さえあれば業務が回っていました。ですが事業所の規模が拡大するにつれて記録業務等で課題が生じるようになり、その解決のため様々な機能を包括的に有しているノウビーへの切り替えに踏み切りました。

小野木さん:

ノウビーを使い始めて現場で一番変わったのは記録業務です。ノウビーはクラウド上に保管するため誰のパソコンからでも記録・閲覧でき、社員の誰でも記録をつけやすくなりました。これまでは経験の浅いスタッフに記録を任せることに少し心配もありましたが、ノウビーには記録用のフォーマットもありますし、手軽に他人の記録をチェックできるので書き方の指導もしやすくなったと思います。ノウビーがスタッフのスキルも向上させてくれたと言っても大げさじゃないですね。
時間に追われて一人の記録に割ける時間が減っていたところを、効率的に記録をつけられるようになったことで内容を充実させやすくなったとも感じています。一人ひとり丁寧に記録をつけられれば、それだけ個性に合わせた個別支援計画も立案しやすくなる効果を期待しています。
記録機能以外では、個別支援計画の更新時期や「受給者証」の期限が迫ってくると、アラートを出して知らせてくれる機能もありがたいです。この機能のおかげで「気づいたら切れていた」という事故を未然に防げそうです。

渡邉さん:

事業所として小野木以外の担当する業務でも、請求などの事務作業・確認作業で業務負荷が軽減されています。ノウビーを使うことで、事業所全体に心も時間もゆとりができたと感じています。

04 業務負荷軽減をきっかけに
事業も成長していきたい。

小野木さん:

もはや私にとってノウビーは無くてはならない存在です。出勤直後にノウビーでその日に通所する利用者さんを確認して、どんな作業をしてもらうか・どんな支援を行うかをイメージしながら業務日誌の欄に下書き的にメモを残すのが毎朝のルーティンです。ノウビーと“対話”しながら頭の中を整理していく感覚ですね。支援ソフトを超えた“仲間の一員”と言っても過言ではありません。「ノウビーさん」って呼びたいくらいですね。
これからはノウビーと朝イチのルーティンで作った心のゆとりと、ノウビーの記録機能で作った時間のゆとりを活用して、今以上に利用者さんの個性・強みを活かした個別支援計画を考案していきたい。そうした一つひとつの積み重ねが顧客満足度の向上につながって、「LE LiEN」を利用したいと思う方をもっと増やしていけるはず。そうして業務の負荷が上がってきた頃には私たちももっとノウビーを使いこなせるようになって、機能の拡張性を活かして今以上の負荷の軽減に役立ってもらっているといいなと思います。

※本記事に掲載している情報は、公開日時点のものです。

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  • 法人名: 株式会社コンフォートケア
  • 事業所名: LE LiEN

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