お客様の声

Vol.21

ぶどうの実

“働くこと”の成果に付加価値を創出し、
利用者さんの幸せな暮らしを後押しする。

  • #埼玉県
  • #大豆
  • #豆腐

障害者の方々に寄り添った幅広い障害福祉サービスを展開する「特定非営利活動法人ぶどうの樹」様。同法人は複数の種別をまたいだ活動をされており、"申請手続きの複雑化"が課題になっていたといいます。今回は代表理事を務める相澤さんと、相澤さんの娘で副代表理事の宮木さんにお話を伺い、「ノウビー」導入でどのような課題解決が見えてきたかをお聞きしました。

01 利用者さんに寄り添った一貫した支援。
ほとんど外部に依存しない自立した法人。

相澤さん:

「特定非営利活動法人ぶどうの樹」は、私たちが1998年に立ち上げた“障害を持つ子どもとその親たちが集まってお出かけするサークル「遊*遊」がベースとなっています。現在は「特定非営利活動法人ぶどうの樹」を母体として、複数のグループホーム運営や、日中一時支援・生活サポートを行う「茶*茶」、さらには大豆やブルーベリーを育てる自家農園や農園で採れた農産物を使った製品の製造販売、お弁当作りと配達など幅広いお仕事で利用者さんの働く場所を提供する「ぶどうの実」(就労継続支援B型・生活介護)などを運営しています。

相澤さん(代表理事)

「ぶどうの実」を幅広く展開する理由は、選択肢を増やして利用者さんのやりたいこと・得意なことをやってもらいたいという気持ちと、自立した組織を作るためです。例えば豆腐や味噌の原料となる大豆は、価格の高騰で世の中に影響を及ぼしています。一方「ぶどうの実」では、20年以上「青山在来」という地元の在来品種を自家栽培しているため、大きな影響を受けずに済んでいるのです。
加えて畑で収穫した大豆やブルーベリーは、「農産物」としてそのまま販売するより、豆腐や味噌、ブルーベリージャムなど「商品」に加工したほうが付加価値を高めることができるため、利用者さんにお渡しできる工賃もアップさせることができるのです。

02 属人化していた業務の引き継ぎ負担解消を図る、
新たなソフトの導入に踏み切る。

相澤さん:

私も80歳を超えてきて、これまで私が担っていた法人の数々の業務を、近々代表職を任せる予定の娘をはじめとした職員に引き継いでいこうと考えています。他方で、私にしかわからない部分も多く、現状の体制のまま業務を引き継ぐのは困難とも感じています。そのため業務の属人化を解消し、引き継ぎの負担を軽減することを目的に、障害福祉ソフトの導入を検討しはじめました。

宮木さん(副代表理事)

宮木さん:

2022年の夏頃から、私が窓口となって何を導入するか検討していましたが、周囲にこうしたソフトを使用している法人さんがいなくて誰にアドバイスをもらえばいいのかもわからず苦労しました。その当時介護分野では浸透していましたが、障害分野ではまだノウビーを含めて普及していなかったのかもしれません。
そのためWeb上でいくつかのソフトを比較して、気になったものは問合せもしてみたのですが、問い合わせたソフトが買い切り型で「導入に300万円かかる」と聞き驚きました。初めて導入する障害福祉ソフトで、いきなり100万円単位の出費をするのはかなり大きな決断です。初期費用をもっと抑えられる月額課金制のソフトが無いかと探している中で、初期費用のかからないノウビーを見つけて、月額の利用料も「この金額なら負担が少ない」と思い、利用をスタートしました。

03 申請エラーも即座に解決!
“お客様の味方”カスタマーサポート。

職員のサポートを受けながら利用者さんが商品を製造する。

宮木さん:

ノウビーを使いはじめて強く感じるのは、カスタマーサポートの充実ぶりですね。制度や書類の書式も本当に細かな部分にまで知見があって、すごく助かっています。
例えば請求書類を提出してもごくまれにエラーが出て戻ってきてしまうことがあり、最終的には自治体確認をする必要性もありますが、ノウビーの担当の方も親身になって概要を聞いてくださり、時には修正箇所を教えてくださる事もあるので非常に頼りにしています。

相澤さん:

以前には、夏休みの時期の申請での不備で助けてもらったこともありました。休みの日の入力で、本来ならば「中日」とすべきところを「初日」と入力してしまっていた、という話なのですが、市からは不備の場所を共有してもらえず。私たちもなかなか不備に気づけず頭を抱えていましたが、藁にも縋る思いでカスタマーサポートに見てもらうと、難なく見つけてもらえました。いざとなったら頼れる相手がいる、というのは心強いですね。

宮木さん:

また、クラウドシステムでどこのPCからでもノウビーを操作できる点も嬉しいです。この機能の便利さに気づいたのは実際に使いはじめてからだったのですが、自宅のPCからでも作業ができるようになり働き方の自由度が格段にアップしてクラウドシステムの恩恵を強く感じています。

04 ノウビーで業務負荷を削減して、
もっと利用者さんを支えられる体制作りに邁進する。

宮木さん:

請求をはじめとした様々な業務を母から引き継いでいる最中なので、まだまだノウビーを使いこなせているとは思っていません。だからこそ、たくさんの便利な機能を使いこなせるようになったら、もっと業務の負担を削減できるのだと思います。いまは法人代表として覚えるべき知識や業務をしっかりと習得して、ノウビーを使いこなすステップへと進んでいきたいです。

相澤さん:

これからも、これまでと同様に利用者さんが幸せに暮らせるよう、共に歩みながら支援を行っていきたいと思っています。ノウビーで職員の記録作業や事務作業の負荷を減らすことができたら、もっと利用者さん一人ひとりと向き合った支援ができるようになってくれることを期待しています。

※本記事に掲載している情報は、公開日時点のものです。

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  • 法人名: 特定非営利活動法人ぶどうの樹
  • 事業所名: ぶどうの実、他

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