お客様の声

Vol.07

ミシン工房 道の空

技術を身につけ、仕事の喜びを知ると、
「自立への道」が見えてくる。

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大阪市東淀川区で地域に根ざした支援を続ける、就労継続支援B型事業所「ミシン工房 道の空(運営:株式会社 道)」様。「まずは技術を身につけることから」と語る自立への道は、利用者、スタッフ皆様の喜びに満ちていました。その活動内容から地域全体 を踏まえた今後の展望まで、取材させていただきました。

01 技術を身につけてもらうことが、
支援につながる。

木村 一雄さん:

2011年4月に「株式会社道」を立ち上げまして、その年の7月に訪問介護事業所を、2016年3月に就労継続支援B型事業所を開設しました。今は就労支援に特化して事業を展開しているところで、ミシンを使って裾直しをしたり布製品を作ったりしています。以前のサービス管理責任者がミシンを得意にされていたので、その意志を受け継ぎ簡単な直線縫いの練習から始めて、少しずつ利用者さんに技術を教えているところです。ミシンが使えない人はアイロンがけや、古着をほどいてもらうような簡単な作業から始めてもらっていますね。

木村 一雄さん(代表取締役)

今は登録している人が20人ちょっとで、平均して15~16人くらいの人が通っているんですが、どんどん技術も上がってきて半分くらいの利用者さんはズボンの丈直しができます。利用者さんにはミシンの技術全般を身につけてもらいたいので、丈直しから穴あきの補修まで全部一人で出来るようになってる人を見るとものすごい嬉しいですね。うちとしては、せっかく来てもらうんなら内職するだけじゃなくて、今後に活かせる技術を身につけられる「自立を目指した支援」をしていきたいと考えています。

02 必要最低限のことは、
ノウビーを見るだけで共有できる。

木村 優介さん:

記録や勤怠管理など、基本的には今まで全部紙ベースの手書きだったので、ノウビーを導入して時間的なゆとりはすごくできましたね。例えば紙ベースだと30分掛かっていたものが、5~6分になった感じでしょうか。職員が休んだ次の日とかに「昨日どうだった?」ってその都度聞かなくても、ノウビー上で必要最低限のことは情報共有できるのも便利ですね。役割分担ができているという感覚です。

木村 一雄さん:

社員同士のコミュニケーションが取れる時間が増えたので、反省というか「今日はこうやったね、ああやったね」という時間も生まれました。それが活きた報告になっているのがいい感じですね。16時前には利用者さんは帰られますが、そのときに利用者さんから相談事があれば、それに対応できる時間も生まれました。

あと、以前は請求してからの返戻がたまにあったので、業務の合間の時間で実績確認をしてたんです。1日当たり3時間、2日で6時間くらいかけて。それで結局、利用者さんが来られない土曜日とかも使って作業してましたね。今は全部入力されてるから、社員みんなに「確認しといてね」って伝えるだけで、最後に請求という形なので楽になりました。

木村 優介さん(サービス管理責任者)

03 仕事を好きになって、喜びを知ってもらう。
それが私たちの喜びにもなる。

木村 一雄さん:

社員の気持ちにゆとりができて、利用者さんと一緒に服作りも活発にやってますよ。作れそうな服があったらみんなで解体して研究したりして、ミーティングというか企画会議みたいな感じですね。「道の空」っていうロゴも作ったんですけど、服にロゴが入るとオリジナルブランドみたいでしょ?利用者さんには「みんなで作ったものだよ」「周りに自慢してね」って言ってます。

木村 優介さん:

服を作るって創造的というかやっぱりハマっていくようで、みんなのめり込むんですよね。最初はミシンに興味がなくても教えてあげるとどんどん好きになっていったり、手先が器用な人に色々教えてあげると、自分から「新しくこういうのが作りたい」って言う人もいますし。

木村 一雄さん:

直線縫いから始まって、本を読んで参考にして、ひとつの小物を自分で作り上げたときの彼ら彼女らの喜びようを見ていたらこっちも嬉しくなります。「自分で初めて作った」「お母さんに見せるわ」って言って帰られたときの私たちの満足感はひとしおですよ。「お母さんが喜んでた」って返事をもらったりすると、尚更。こっちの喜びも大きいですよね。

04 地域に根ざした支援を広げたい。

木村 一雄さん:

私が東淀川区の出身なんで、元々この土地のために何かできたらという思いがあったんです。東淀川区は他の大阪市内の区と比べると事業所が少ないんで、今後は社会支援の一つとしてコミュニティサロンのような集まれる場所を設けたいな、と考えています。事業所同士が繋がれたり、気軽に足を運べてみんなが楽しく、障害者も高齢者も集まってワイワイ言えるようなところができれば理想ですね。元々、福祉施設自体が少ないエリアだったんですが、ここが出来てから子どもの放課後等デイサービスや就労継続支援B型の施設もワーッと立ち上がってきましたね。恐らく同じ思いの人たちがたくさんいたんじゃないでしょうか。これからも新しい支援の形を考え続けて利用者さんに提案していきたいです。

木村 優介さん:

私もバトンを受け継いでいく立場なんで、自分のスキルをもっと磨いて就労継続支援B型の事業をできるだけ長く継続したいですね。

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  • 法人名: 株式会社道
  • 事業所名: ミシン工房道の空
  • 住所: 〒533-0022大阪府大阪市東淀川区菅原4丁目
    11-1ビスタ新庄ハイツ101号

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