お客様の声

Vol.10

きつれがわファーム

自然豊かな地域を活かした、
「農業×福祉」の取り組み。

  • #栃木県
  • #農福連携
  • #きのこ栽培
  • #新規開所

今回取材させていただいたのは、栃木県で主にきのこ栽培をメインに農福連携を推し進める、就労継続支援A型事業所「きつれがわファーム」様です。自ら得た知見や成功への事業スキームをもっと広く伝えてサポートしたい。ノウビーには、そんなつながりの架け橋になってほしいという期待もあるそうです。豊かな自然の中で、お話を聞かせてくださいました。

01 自然と一緒に仕事をして、人間本来の感覚を取り戻す。

佐藤さん:

ここはA型の事業所として農業×福祉の「農福連携」に取り組んでいて、椎茸をメインに、平茸、キクラゲ、シメジ、大株シメジ、ナメコ、ヤマブシタケ、あわび茸など、数多くのきのこを栽培しています。ちょっと変わったところでは、中国で漢方薬に使われる貴重な霊芝(れいし)と言われるきのこも作ってるんですよ。 土の感触や太陽の温かさを感じながら自然の中で仕事をしてもらえるのは、利用者さんにとってもいい環境かなと思います。元々私は都会で働いていたこともあったので、その違いを特に感じますね。人間らしい感覚を取り戻すというか、同じ毎日の繰り返しではなく、「あぁ空が綺麗だね」とか「梅が咲いたよ」って言えるような自然の変化が楽しめる環境だと心が豊かになりますよね。

佐藤さん(総括責任者)

季節を感じながら作物が成長していく過程を見るというのも、ひとつの障害を持たれている方にとって、自分の成長と置き換えてみたりできるので勇気に結び付くような気がします。利用者さんの中には工場などの業務で仕事に追われることに疲れてしまう方もいると思うので、そういう方には合っているんじゃないでしょうか。今はきのこの事業をしていますが、栃木と言えばイチゴが名産なので、いずれは車椅子や押し車の方、ベビーカーでもイチゴ狩りができるバリアフリーの観光農園、または通うのが困難な方に関してはグループホームといったものも考えています。

02 新しい挑戦を応援してくれるツール。

福田さん:

前の職場でもノウビーを使っていたので、ここの開所に携わるとき初期段階から導入させてもらうよう佐藤さんに相談しました。各支援員が残業して日々の記録をしていたのが、ノウビーの活用で業務の効率化をできた実体験がありまして。利用者さん個人の記録は紙ベースでファイリングし、同時にエクセルでも二重管理していたんですが、それを一括管理できるのはとても便利です。それに加えて、勤怠関連業務や請求業務など以前は手間を取られていた業務がほんとにあっという間に終わる。これにはすごく感動しましたね。

佐藤さん:

利用者さんがボタンひとつで管理ができて、自分でポチッとボタンを押せば「今から出勤になります」っていうのがいいですね。最初に使ったときは「わー、すごいね」なんて利用者さんと一緒に感動していました(笑)。それだけで時間の管理ができていたり業務内容も集約できているので時間短縮の効果は大きいです。時間のスリム化はコストカットにつながるものなので、ほんとにありがたいですね。 あと、私は就農支援などの活動はしていたのですが、福祉は全くの素人だったんですね。「農福連携」っていう新しい挑戦を掲げたのはいいものの、やっぱり不安はありました。そこの不安をサポートしてくれてるっていう意味でも、とても心強いツールですね。

福田さん(サービス管理責任者・総合コンサルティングサービスコーディネーター)

03 ノウビーが、いろんな架け橋になればいい。

福田さん:

記録が共有できると新人の支援員が支援記録を書くときに教える立場の人がチェックをしやすいので教育の部分でも役立ってますね。表現の仕方や言い回し、また個人を断定しない形での表現の仕方など、支援記録にも統一感が出てきて見やすくなりましたし、個人のスキルアップに繋がっています。手書きだと字が読みにくい場合もありますしね。また、支援記録はもちろん事業所で使うものですが一般企業における障害者雇用のときにも役立つんじゃないかと考えています。私の今までの経験で、企業側は利用者さんを雇用した時に「どう接したらいいのか分からない」「どういう記録を取ればいいのか分からない」という戸惑いがあるんですね。ノウビーが企業と福祉施設を繋いでくれるような存在になると障害者雇用はもっと定着化するんじゃないかと期待しています。

佐藤さん:

あと、この農福連携の観点でも、ノウビーの活用にすごく可能性を感じています。農業は施設野菜とか、水耕栽培とか、いろんな形でできるんですね。それこそ田舎じゃない都会のやり方もあるし、もっと言うと海外でもできると思う。A型ってやっぱり事業として難しい面もあるので、「私たちが一緒に考えますよ」「あなたの所でもできますよ」ってことをもっと外に伝えていきたいんです。そういうつながりがノウビーをきっかけに広がっていけば嬉しいですね。

04 必要としてくれる、
支えてくれる人がたくさんいる。

佐藤さん:

この、さくら市喜連川という山に囲まれた場所は、農業はできるけれど働く場所が限られているので、地域に活かす農業や林業と福祉をもっとマッチングできれば面白いと思いますね。なので、ゆくゆくは農福連携の蕎麦屋さんを開きたいなと思ってるんです。喜連川は水が綺麗ですごく美味しいお蕎麦ができるので、地元の人・地元の環境・地元の素材が交わる農村レストランをここで開いて、そこで利用者さんに働いてもらうことができれば理想ですね。新しい動きをするためにも、今までの経験から自分で行動しないと何も起きないことを学びました。利用者さんの親御さんたちからは「ここにA型事業所を作ってくれてありがとう!」という声を掛けてもらい、その言葉はいつも私の背中を押してくれます。利用者さんの笑顔も「よし頑張ろう!」という気持ちにしてくれます。農家のおじさん・おばさんも「何か手伝えることない?」と気遣ってくれます。新規就農者の支援もしているので、「脱サラして農家になりたい」っていう方も毎年のように来てくれます。後押しをしてくれる人たちがいっぱいいるので、私たちが農福連携を切り拓き、もっともっと地域の役に立てたらなと思いますね。

フォトギャラリー

  • 法人名: 株式会社きつれがわファーム
  • 事業所名: きつれがわファーム
  • 住所: 〒329-1412栃木県さくら市喜連川1281

貴社に合った成功事例は
こちらから