お客様の声

Vol.14

ぶどうの木

支えられる側から支える側へ。
「農福連携」で変わる障害者の立ち位置。

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就労継続支援B型事業所「ぶどうの木」様は、近年注目を集める「農福連携」を推進する新進気鋭の事業所です。代表理事の和田 高さんは、27年間広告代理店に勤めていた異色の経歴の持ち主。予備知識のほとんど無かった障害福祉事業所向けソフトの中から「ノウビー」を選んだ理由について、直接お話を伺ってきました。

01 障害者の未来をひろげる
「農福連携」の可能性。

和田さん:

長年広告業界で働いていた私が障害福祉の世界に身を投じるきっかけとなったのは、2016年に携わった農業イベントです。イベントの中で、当時まだ一般的でなかった農福連携に関する基調講演を聴き、いきいきとした表情で農業に携わる障害者の方々の映像にこれまでにない感動を覚えました。加えて「この先の時代は農福連携によって障害者が農業を支える存在になれる」と知り、感銘を受けた私は翌月には会社に辞表を提出。2017年から農福連携の取組みを推進する事務局で働くようになり、新たな挑戦への第一歩を踏み出しました。

和田さん(代表理事)

農福連携の特長は、障害を持つ方々を“一人の働き手”として生かすこと。「周囲が障害者を支援する」のではなく、「障害者が農業を支える」側となってこれからの農業の担い手として活躍することを目指します。私も事務局で農福連携や障害者福祉に関連する知識を学び経験を重ねているうち、取組みの輪が広がっていく様子を目の当たりにして「自分でも事業所を立ち上げて、多くの人と働く喜びを分かち合える場所を増やしたい」と思うように。その結果、2019年に「一般社団法人ぶどうの木」を設立し、2023年1月1日には千葉県習志野市に事業所としての「ぶどうの木」の開設を実現することができました。

02 ノウビーの「業界支持率」は7割!?
圧倒的評判に裏打ちされた業務削減力。

和田さん:

事務局で福祉に携わるようになりチャレンジのスタートラインに立つことができましたが、自ら開所する前に数年間、福祉事務所や高齢者、介護事業所などの事業所さんで経験を積ませていただけたことも大きな財産になっていると思っています。
特に支援記録の管理の煩雑さは、担当外だったにも関わらずひしひしと伝わってきて、「事業所に導入する障害福祉ソフトは使いやすいものがいい」と思うようになりました。

業界に携わっている知人の意見を聞くと、7割近い方がノウビーを使っていることがわかりました。使用感を尋ねてみて一番多かったのは請求の負担が格段に減ったという意見だったと思います。細かな規定の改正や法改正があったときにもノウビー側で自動的にアップデートされるので、自分で改正内容全てを把握して書類に反映する必要がないというのも非常に魅力を感じました。導入前は経費節減のため経理関連の業務も私自身が処理していたのですが、ノウビーの請求機能があれば安心して任せられると感じ、その時点で「絶対に導入しよう」と決意しました。

03 障害福祉ソフト未経験でも問題無し。
国保連請求もカンタン出力。

和田さん:

開所から8カ月、ずっとノウビーを使用していますが本当にスムーズに業務をこなせています。ノウビー以外のソフトを使ったことがないので比較はできませんが、複雑な操作は無く「ぽん、ぽん、ぽん」とクリックしていくとほとんどの業務が完了するので“便利”以外のなにものでもないですね。
毎日使う利用者さんの支援記録も、現在3人の職員が入力を担当していますが、高度なスキルを要求されることもなく3人ともすぐに入力操作に慣れることができました。ノウビーの記録はクラウド上で共有しているため、誰かがうっかり入力しそびれていても他の職員が気づいて気軽に共有しやすくなったこともクラウド化の恩恵と言えそうです。また、「その日に通所する利用者さんを表示してくれるのも、入力しやすくて使いやすい」という話も以前聞いたことがあります。国保連への請求にも連動しているので、スムーズかつ簡単に業務を進められて非常に助かっています。

04 実装機能を柔軟に使い、
事業の幅を拡げていく。

和田さん:

機能面だけでなくランニングコストの面でもノウビーは非常にコストパフォーマンスが高いですね。記録機能や請求機能など既にそれを実感していますが、今後は未使用だったタイムカード機能も活用していきたいと考えています。これまでは利用者さんの通所を確認した職員が手動で利用実績を入力していましたが、最近利用者さんの人数が増えてきたこともあり活用を検討中です。
ノウビーの機能を活用して職員の業務負荷を低減させることで、今後事業所の隣に開設を計画している「ノウフクカフェ」にも注力しやすくなることを期待しています。「ノウフクカフェ」では「午前中カフェで接客、午後畑で作業」など利用者さんの働き方の幅を広げながら、利用者さんの周囲の方が利用者さんの働く姿を見られたり、畑で採れた新鮮な無農薬野菜のランチを提供して地産地消を推進したりできるようになってくれたらと考えています。農業との相乗効果を発揮して、地域で農福連携がさらに盛り上がってくれたら嬉しいですね。

※本記事に掲載している情報は、公開日時点のものです。

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  • 法人名: 一般社団法人ぶどうの木
  • 事業所名: ぶどうの木

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